ヒトとして暮らすこと

いろいろな暮らし。いろいろな考え。農村生活と都市生活の二重生活を送りたがるわたしの記録。現在韓国ワーホリ中にて、あちらこちらの情報のお届けもします。

農的な暮らしを知ったとき

大学まで東京でしか暮らしたことのない私。

大学卒業後の進路を考えたとき、東京を出ようと決めた。

就職して、オフィスに勤めると思ったとき、なぜかわからないけどゾッとして、就活ができなかったから。

周りの先輩も、同級生も就活、就職をするのが当たり前と考えていることに、とても違和感を覚えていた。

就活なんてしない、と社会への反抗精神で始めた模索。

3年生の冬、WWOOFの存在を知り、すぐ登録。はじめてのWWOOFは、3月。まさに就活解禁という時に、都会にいたくなくて、田舎へ逃げることにしました。


はじめての農家生活は、山梨県のオーガニックファーム。後に自分が住むことになる場所。

その経験で得た感情が、今のわたしがある原点。




2017.03


この10日間、

にわとりのやかましい(たまに笑える)鳴き声によって朝目覚めたり、

野菜と米ばっか食べたり、

泥ついたり、

手が荒れまくったり、

あんまり好きじゃないようなことの積み重ねにあると思っていたけど、どうしても経験してみたかった生活を体験して思ったことは、

「暮らしている」という実感でした。


わたしたちに幸せをくれるものは生き物なんだ。

というようなことをムヒカさんが言ってたけど、

植物も動物も人間も含めたすべての生き物が私を幸せにするんだなぁと思いました。

見た目は悪いけどおいしい野菜。傷んでてもそこをとればおいしい野菜。どう食べてもおいしい野菜。

たまーに取れるこっこのたまご。

それらを世話する人間。

ときたまスーパー。

そうやってできたものを使って作った(楽しい人たちとの!)ごはん。

人間の出来ることって大したことなくて、他の生き物との支え合いで生きてるんだね、って。

小さな嫌いが合わさったはずなのに楽しい暮らしになってたね、って。

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