ヒトとして暮らすこと

いろいろな暮らし。いろいろな考え。農村生活と都市生活の二重生活を送りたがるわたしの記録。現在韓国ワーホリ中にて、あちらこちらの情報のお届けもします。

ビールと友達

耐えてるけど、まだ耐えられるけど、結構辛い。

 

ふとした瞬間に、私が悪いんだ、と思って心が苦しくなる。

そんな心を抱えたまま笑顔で働くことは、結構大変だったりする。自分が悪いの、あなたは悪くないからっていう体裁で相手と話をするのも結構心にくる。

 

そんな時に、公園と動物園に来た。まだ寒くて、緑は少ないけれど、少し花が咲き始めた3月終わりのソウル。泣いたせいで頭痛がしていた。頭痛と自分の責任を感じながら歩いた。

 

動物たちは狭い狭い檻の中でそこで生きていた。わたしは、どうして、こんな広い世界に出てきてしまったの?狭い世界の中にいたらこんな苦しさを感じなくてよかったのに。君たちがうらやましくもあるよ。なんて、思ったりした。

 

辛い時に、辛いと言えない性格だ。

だけど辛抱強いってわけでもない。

だから、苦しくなるとどんどん死に近付いていく気がするときもある。死に引き寄せられる。

 

そんなタイミングで、新しく友達になった子から、今日の夜ビール飲もうよ、と連絡がはいった。

その電話をしながら笑顔になって、話してる自分がいた。友達、それはとてもいいものだと思う。

 

まだ友達になりたての友達だろうと、自分がひとりでいたら死んじゃいそうな日に横にいてくれる人がいる、それはとてもあたたかい。それだけで、その友達にわたしは感謝して、こっそり愛を送るんだ。

 

広い世界に出たから感じる苦しさ、広い世界に出たから出会えた人たち、いいところだけ得る、なんてないのね。世の中は平等だ。